【カート】ライセンス費用と種類を徹底解説!必要なタイミングと取得方法

「カートを本格的に始めたいけれど、ライセンスっていつ必要なの?」
「種類がたくさんあって、正確な費用が分からない……」
カートの魅力に惹かれ、いざ始めようとした時にぶつかるのがお金とライセンスの疑問ですよね。
遊園地のゴーカートとは違い、本格的なレーシングカートには公式なライセンス制度が存在します。
実は、目的や年齢によって必要なライセンスは細かく分かれており、費用も明確に決まっています。
しかし、仕組みが分からず「なんだか難しそう」「すごく高いのでは?」と足踏みしてしまう方も少なくありません。
この記事では、最新のJAF公式データをもとに、ライセンスの種類と正確な費用を表で分かりやすく解説します。
さらに、ライセンスが必要になるベストなタイミングもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください!
目次
カートライセンスはどのタイミングで必要になるの?
カートに興味を持ったからといって、いきなりライセンスを取る必要はありません。
「じゃあ、いつ取ればいいの?」と疑問に思いますよね。
ここでは、ライセンスが不要な段階と、必要になる具体的なタイミングを分かりやすく解説します。
ご自身の現在のステップと照らし合わせてみてください。
レンタルカートで遊ぶ段階(ライセンス不要)
まず大前提として、サーキットで「レンタルカート」を楽しむだけであれば、ライセンスは不要です。
手ぶらで施設に行き、数千円を払って決められた時間だけ走る遊び方ですね。
・ヘルメットやグローブは施設で借りられる
・運転免許証(普通自動車免許)も不要
・安全講習(ブリーフィング)を受ければすぐに走れる
「まずはカートがどんなものか体験してみたい」
という段階の初心者の方は、ライセンスのことは一旦忘れて、レンタルカートを思う存分楽しんでください。
ライセンスが必要になる3つのタイミング
では、本格的なライセンスはどのタイミングで必要になるのでしょうか。
主に以下の3つのタイミングのいずれかに当てはまった時が、取得のサインです。
【一覧表】カートライセンスの種類と明確な費用(JAF公式基準)
ライセンスが必要なタイミングが分かったところで、いよいよ具体的な種類と費用を見ていきましょう。
ここでは、日本のモータースポーツを統括するJAF(日本自動車連盟)の公式情報を元に、ライセンスの種類とそれぞれの「新規・更新費用」を一覧表にまとめました。
予算立ての参考にしてください。
JAFカートライセンスの種類と費用表
JAFが発行するカートドライバーライセンスは、年齢や出場できるレースのレベルによって細かく分かれています。
以下の表は、ライセンスの許可証料(新規取得・年度更新にかかるライセンス費用)です。
| ライセンスの種類 | 対象となる主な年齢 | 新規・更新費用(許可証料) |
| 国際E | 15歳以上 | 8,400円 |
| 国際F | 14歳以上 | 6,400円 |
| 国際G | 12歳〜13歳 | 6,400円 |
| 国内A | 15歳以上 | 3,600円 |
| 国内B | 15歳以上 | 3,100円 |
| ジュニアA | 12歳〜14歳 | 2,100円 |
| ジュニアB | 8歳〜14歳 | 1,500円 |
| ゴーカート | 主にキッズ・初心者 | 1,000円 |
※出典:JAFモータースポーツ公式サイト「モータースポーツ各種料金」より
※上記は「許可証料」のみの金額です。紛失等による再発行の場合は別途料金(例:国内Bの再発行は1,500円)がかかります。
この表を見ると分かる通り、これから本格的に始める15歳以上の大人であれば「国内B(3,100円)」からスタートするのが一般的です。
許可証料自体は数千円ですので、決して手が届かない金額ではないことが分かりますね。
SLカートライセンスの費用(参考)
JAFとは別に、ヤマハが後援する「SLカートライセンス」という初心者向けのポピュラーな資格もあります。
JAFライセンスを取得する前に、まずはこのSLライセンスから始める人も非常に多いです。
・SLライセンス取得費用(総額):約10,000円〜15,000円程度(講習費やテキスト代などすべて込み)
出場したいレースや通いやすいサーキットに合わせて、JAFかSLかを選ぶと良いでしょう。
ライセンス取得にかかる費用の詳しい内訳
先ほどの表で紹介したのは、あくまで「ライセンス(許可証)そのものの値段」です。
実は、ゼロからJAFカートライセンスを取得する場合、許可証料以外にもいくつか必要な経費があります。
「結局、総額でいくら用意すればいいの?」という疑問にお答えするため、詳しい内訳を解説します。
JAF個人入会金・年会費(JAFライセンスの場合)
JAFのカートライセンスを取得・保持するためには、前提として「JAFの個人会員」である必要があります。
もし現在JAF会員でない場合は、入会手続きの費用が別途必要です。
・JAF入会金:2,000円
・JAF年会費:4,000円
すでに車のトラブル対応などでJAFに入会している方は、この費用はかかりません。
家族が会員の場合は、家族会員(入会金無料・年会費2,000円)としてお得に登録できる制度もあります。
講習会の受講料
ライセンスを新規で取得するには、JAF公認のクラブやサーキットが開催する「講習会(座学・実技)」を受講しなければなりません。
この講習会にかかる費用(教材費などを含む)が受講料です。
・講習会受講料:約5,000円〜6,000円程度
(※開催するサーキットやクラブによって金額が若干異なります)
その他の雑費(写真代など)
ライセンス申請には、顔写真などの細かな準備も必要です。
・証明写真代:約1,000円(縦4cm×横3cm)
・書類の郵送料や交通費など
初心者向け!ライセンス取得の流れと期間
費用の内訳が明確になったところで、実際の取得手順を確認しましょう。
「難しいテストがあるのかな?」と不安になるかもしれませんが、基本を学ぶためのものなので安心してください。
ステップ順に分かりやすく解説します。
- 1. サーキットや公認クラブの講習会に申し込む
- まずは、ライセンス講習会を開催している最寄りのサーキットや、JAF公認クラブを探して申し込みます。
・JAFモータースポーツ公式サイトから講習会の日程を検索可能
・多くの場合は予約制
事前に受講料や持ち物(長袖・長ズボンなど)をしっかり確認しておきましょう。
- 2. 講習会に参加する(座学と実技)
- 講習会は基本的に1日で完結します。
・座学:モータースポーツの基礎知識、ルール、フラッグ(旗)の意味などを学びます。
・実技:実際にカートに乗って、安全にコースを走行できるか確認します。
レースのように速く走る必要はありません。安全旗の指示に従えるか、スピンせずにコントロールできるかが重要です。
- 3. ライセンスの申請手続き
- 講習が終了したら、その場でライセンスの申請書類を作成します。
受講印の押された申請書と写真、そして先ほど解説した「許可証料」などの費用を支払います。
手続き後、数週間で自宅に正式なライセンスカードが届きます。
これであなたも公式ドライバーの仲間入りです!
手続き後、数週間で自宅に正式なライセンスカードが届きます。
これであなたも公式ドライバーの仲間入りです!
ライセンス取得に必要な装備と購入費用
ライセンス講習を受ける際、あるいは取得後に本格的に走り始める際、どんな装備が必要になるのでしょうか。
安全を守るための必須アイテムとその購入費用について解説します。
ライセンスを取得しようと考えている人なら、すでに自分専用の装備を思っていると思います。
そんな人は次の『ライセンス取得後の維持費やステップアップ』に飛ばしてください。
最初はレンタルや代用品でOKな場合も
講習会の段階では、サーキットでレンタルできる装備や、手持ちの服(長袖・長ズボン・スニーカー)で許可されるケースが多くあります。
・ヘルメット・グローブのレンタル:1回数百円〜1,000円程度
初期費用を抑えたい方は、まずレンタルで済ませるのが賢い選択です。
自分の装備(レーシングギア)を揃える場合
ライセンスを取得し「自分の道具が欲しい!」となった場合の目安です。
・フルフェイスヘルメット:約30,000円〜
・レーシングスーツ:約15,000円〜
・レーシンググローブ:約3,000円〜
・レーシングシューズ:約8,000円〜
いきなり全てを最高級品で揃える必要はありません。
JAF公認競技に出る場合は「公認マーク」が付いた装備が必要になるため、購入時はショップのスタッフに「カート競技用」であることを伝えて選びましょう。
ライセンス取得後の維持費やステップアップ
ライセンスは「取って終わり」ではありません。
取得後にかかる費用や、その後の楽しみ方について解説します。
趣味として長く続けるためのイメージをつかんでください。
年間の維持費(更新料とJAF会費)
ライセンスを有効な状態に保つには、年に1回の更新手続きが必要です。
・国内Bライセンスの更新料:3,100円
・JAFの年会費:4,000円
つまり、年間7,100円の維持費がかかります。
これを払えばライセンスは維持できるので、休みの日に無理なく楽しむ大人の趣味として非常に優秀です。
ステップアップの楽しみ方
「国内B」ライセンスで経験を積んだら、次はより上位のレースに出場できる「国内A」へステップアップが可能です。
公式レースに出場して実績(完走回数など)を積むことで、ライセンスをランクアップしていくシステムです。
ゲームのレベル上げのような達成感があり、目標を持って長く楽しむことができますよ。
まとめ
カートライセンスが必要になるタイミングと、その明確な費用について解説しました。
最後に重要なポイントを振り返りましょう。
カートは決して「一部のお金持ちだけのスポーツ」ではありません。
明確な費用を知ることで、ぐっと身近に感じられたのではないでしょうか。
風を切ってサーキットを疾走する爽快感は、日常のストレスを吹き飛ばしてくれます。
ぜひ、次の週末はサーキットへ足を運び、モータースポーツの世界へ一歩踏み出してみてください!
よくある質問(Q&A)
-
18歳未満の子供でもライセンスは取れますか?
-
はい、取得可能です。
JAFライセンスの表にある通り、8歳から取得できる「ジュニアB」などのライセンスが用意されています。
キッズカートの世界は非常に盛り上がっており、プロレーサーへの登竜門にもなっています。
ただし、18歳未満の場合は親権者の承諾(同意書)が必須となります。
-
免許証(普通自動車免許)がなくてもJAFカートライセンスは取れますか?
-
はい、自動車の運転免許証は不要です。
前述の通り、小学生からでも取得できるライセンス制度ですので、一般道の交通ルールを知らなくても問題ありません。
サーキット独自のルール(旗の意味など)は、講習会でしっかり学べます。
-
表にある「国際E」などの上位ライセンスはいきなり取れますか?
-
いいえ、基本的には下位ライセンスからのステップアップが必要です。
まずは国内B(またはSLライセンス)を取得し、一定の競技(レース)に参加・完走して実績を積むことで、国内A、国際…と上位のライセンスへ推薦・申請できるようになる仕組みです。
-
JAF会員の有効期限が切れてしまったら、ライセンスはどうなりますか?
-
JAFカートライセンスはJAF会員であることが条件のため、JAFを退会したり期限が切れたりするとライセンスも無効になってしまいます。
ライセンスの更新手続きと合わせて、JAFの年会費もしっかり納入するように気をつけましょう。
-
ライセンス講習の実技で不合格になることはありますか?
-
講習は「落とすためのテスト」ではなく「安全に走るための確認」です。
講師の指示に従い、危険な運転(わざとぶつかる、旗を無視するなど)をしなければ、基本的には合格できます。
速さは求められないので、リラックスして丁寧な運転を心がけてください。

